原因不明の体調不良

ここでは私が実際に体験したことを語りつつ、現在の私の観点からその事柄に関する意見や見解などを述べていきます。

小学三年生になり、クラス替えが行われて新しい担任教師になった。生徒に対して熱心で、私の気持や生徒達の気持ちを理解してくれる先生に出会ったといえます。
この担任の先生はクラス内の決まり事を生徒間で議論させて決めさせるというやり方をさせるという特徴があった。たとえば、マンガの本を持ってくるべきかということを議論させ、クラス内の生徒間で決めるようにしていました。もちろん「授業中にマンガを読む生徒が出てくる」といった反論的な意見もあったが、そういった意見に対しても先生は助言をせず、最終的にはクラスの生徒間で決めさせるというやり方だった。
その他、ホームルームでの反省会で「今日、○○君が私に悪口を言いました。その○○君は私に謝罪しないのですがどうすればよろしいですか?」などと発表させた場合でも、あくまでその問題をクラスの生徒間で議論させながら解決させていき、先生はサポート役を担っていただけといえます。
このような先生のやり方は現在の心理カウンセリングのやり方と類似している点があり、私の母親が面談にいった時に生徒が悪いことをしたときには、それを指摘しつつ少しずつ直していくのが良いという教育方針であると聞かされたという。

このような先生に対する不満はなかったのですが、小学四年生になって原因不明の頭痛や発熱、吐き気などの症状があらわれるようになり、少し不登校な状態になりました。先生は大きな病院で受診して精密検査をしたほうがいいと言ってくれましたので、近くにあった大きな病院の内科で受診しました。検査の結果、特に異常はないと診断されたのですが、私の両親は仮病ではないと疑いながら、私に問いかけてきました。ところが、私は嘘をついていたわけでもなく、仮病で学校を休むような理由などありませんでした。さらに症状は悪化して、学校生活の中でも突然しんどくなったり微熱が出るといった症状が出るようになりました。保健室に行って体温を測ると37度ほどの熱があり学校を早退することもありました。早退したことを母親に伝えると37度程度で早退するなと叱られました。しかし、その時の私は体温に関係なく本当に身体がしんどい状態でとても学校にいれるような状態ではなかったのです。
このような原因不明の体調不良を起こした原因について、現在の私の見解では、おそらく発達障害(ADHD)によるストレスの蓄積だったのではないかと考えられます。私は医師ではないので、医学的な見解で判断することはできませんが、授業中に椅子に座りながらじっとしていることにストレスを感じていた、生徒間の議論により帰宅時間が遅くなっていたことにる拘束状態によるストレスの蓄積から、身体的症状があらわれてしまっていた可能性が高いと考えられます。

発達障害そのものは幼少期の頃から症状があらわれていたようですが、このようなストレスを感じて身体的症状としてあらわれるようになったのは年齢にも関係しているのかもしれません。

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