男女差別の激しい先生

ここでは私が実際に体験したことを語りつつ、現在の私の観点からその事柄に関する意見や見解などを述べていきます。

5年生になると担任が変わったのである。それは男の先生なのであるが、私にとっては楽しい、明るい、おもしろく冗談もいいながら、生徒を理解しようとする先生であった。しかし、私には1つだけ大きく気に入らなかった部分があったのである。それは「男子生徒には手を出してでも怒る」が「女子生徒にはやさしく、怒ることがあっても絶対に手をださない」という発言をよくその先生から耳にしてしていたのだが、どうしてもそのやり方が気に入らなかったのである。女子生徒にはやさしくというスタイルは理解できるが、もし、男女共同で同じ悪いことをした場合、この先生はどのように注意をするのであろうか。もし男子生徒だけひっぱたいて、女子生徒にはひっぱたかなければ、これは完全な男女差別にとなる。
ここで話が少しそれるがレディーファーストという言葉の意味である。わたしは男女差別に関係なく、レディーファーストという行動をとることはある。これは男女差別的な問題ではなく、一般的に男性より女性のほうがか弱い部分があるという配慮で使っているわけである。しかし、こうなってっくるとレディーファーストという考え方も考えないといけないのかもしれない。意味理解せず女性優先という行いがされているとすれば、レディーファーストという行為そのものが男女差別になってしまうのである。その議論をしていくときりがないので割愛させていただくが、簡単に言えば、女性に優しく、男性には厳しくといった風潮はもはや古い考え方になってるといえるのではないだろうか。

さて、話をもどしてみると、私はある事件で一時的にこの先生と話さなくなったことがあった。それは悪口の喧嘩事件である。私が小学6年生の冬、私はあまり悪口を言わないようにしていたのであるが、理科室で実験をしていた時、一緒の席に座ってい女子生徒と口論になってしまったのである。その口論は最終的に私が悪口を言って相手の女子生徒を泣かせてしまったのだ。私は授業が終わると先生に呼び出されて「今日、女の子を泣かしただろう。前にも人に悪口を言うなと言っただろう」と言われた。泣いた女子生徒が先生に告げ口したのである。そして事の経緯や理由を説明しようとすれば、「何が原因でお前は悪口を言ったんだ」などの質問ばかりであった。全くこちらの意見を聞いてもらえない私も疲れながらも、かなり腹も立てていた。そして曖昧な言葉で答えて、言わなかったのだ。その私の答えを聞いた先生はいきなり私をひっぱたいたのである。そして、先生からは「お前は人間をやめろ」まで言われました。それからというもの、私は1月ぐらい先生と会話をしなかったのであるが、少しずつ会話をしていき、また前のように仲が戻ったのである。ところがこの件で先生反対派が何人か現れたのも事実である。

今の私の見解から、この悪口事件で言えることは喧嘩両成敗ということです。考えてみると単なる男女の口論から口喧嘩になり、女子生徒が何も言い返せなくなり涙を流したということになります。そして、おそらく事情を話さず先生に「悪口を言われた」と告げたのは、別の捉え方とすれば、とてもずるい方法でもあります。私が先生に怒られたことについてはいいとしても、口論になってしまった経緯についてこちら側の意見も聞くべきだったと思われます。私は先生にひっぱたかれたことに関してはは重要視していませんが、子どもに対して「人間をやめろ」といった発言のほうが大きな問題だと思っています。簡単に言えば涙を流した女子生徒の味方をして、こちらの意見も聞かずに最終的に「人間をやめろ」などという言葉を発言したことは反省すべき点ではないかと思われます。しかし、その後はお互いに話しかけることがなくなったことから、先生も反省した点があったのではないかと思われます。

このような男女差別的な扱いをする教育方針には大きな問題が発生してしまう可能性があるということです。全く平等にするのは難しいかもしれませんが、あまり差別化しすぎるとあらゆる問題が生じてしまうことがあるということです。

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