教師のあり方について
先生という存在や言葉の意味について考えてみると、学校の先生、塾の先生、自分にとっての先生(人生の先生)などたくさんあり、先生とは尊敬する人を指すことが多いようです。
そこで義務教育における学校の先生とはどのような存在で、どういった役割をしているのか改めて考えてみると、勉強の他に人生や社会についてまでも教えていく役割があり、生徒一人一人の性格をある程度把握しながら、それぞれの生徒に適した接し方や個人的価値を尊重していくといった重要な役割を果たしている職業であるといえます。しかし、そのように感じている生徒は過半数に満たないかもしれません。
学校の先生は生徒に社会のことについて教えていくという役割があると述べましたが、ある中学生が私に「どうして大学を出てすぐ教師になった先生が社会のことについて教えることができるの?」という質問をしました。おそらくこの中学生が言う社会というのは職業的な意味が含まれていると思われますが、たしかにその通りだと言えます。
一般企業などで働いた経験を持った人が教師になったのであれば、社会生活について教えることはできると思いますが、大学を卒業してすぐに教師になった人は社会生活の経験がないといえます。
世間的に社会生活の経験がない教師は未熟であるという言われていることから教師のあり方について議論されているようですが、私個人の意見としては、教師になるためには一般企業などで働いた経験があることが条件とするのが良いと考えています。
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